ゴルフを始めた頃、考えていたことは単純でした。
もっとちゃんと当てたい。
もっと飛ばしたい。
もっとスコアを良くしたい。
152というスコアから始まった僕にとって、ゴルフは「できないこと」だらけでした。
だから練習しました。
レッスンにも行った。
YouTubeも見た。
クラブも変えた。
それでも、なかなかスコアは変わりませんでした。
そしていつの間にか僕は、
「上手くなるにはどうしたらいいんだろう」
ではなく、
「なぜ、できないんだろう」
と考えるようになりました。
たぶん、Golf130研究室が始まったのはそこからです。
ミスを、ミスで終わらせなくなった
ラウンドで突然崩れる。
昨日まで打てていたはずなのに、当たらない。
練習場ではできるのに、コースではできない。
以前なら、
「今日ダメだな」
で終わっていました。
でも少しずつ、
何が起きた?
と考えるようになりました。
ミスを言葉にする。
仮説を立てる。
練習場で試す。
ラウンドで検証する。
ダメなら、また考える。
そうやって研究を続けていくうちに、152から始まったスコアは、118になり、そして113になりました。
でも、不思議なことが起きました。
スコアが良くなるほど、
分からないことが増えてきたのです。
アプローチだけじゃなかった
最初は、アプローチを何とかしたいと思っていました。
52°と56°を持って、10yard、20yard、30yard……。
得意距離を作って、そこを残す。
鬼トップが出れば、なぜ出たのかを考える。
「振り切る」という答えを見つければ、今度は距離感が合わなくなる。
じゃあ、どこに落とす?
そんなことを延々と繰り返していました。
ところが最近、研究したいことが一気に増えてきました。
パターは、なぜ同じように打っているつもりなのにフェースが変わるのか。
PAR3、PAR4、PAR5で、自分はどこから崩れているのか。
ピッチングウェッジは、僕のゴルフの中で何を担当するクラブなのか。
練習場でできたことを、どうすればコースでも再現できるのか。
そして、
そもそも「自分のゴルフ」って何なんだろう。
一打を研究していたら、一ホールを考えるようになった
以前の僕は、一打ずつゴルフをしていました。
ティーショットなら、
「ちゃんと当てたい」
セカンドなら、
「できるだけグリーンに近づけたい」
アプローチなら、
「寄せたい」
でも最近は、少し違います。
このホールを、どうやって終わらせるか。
そこから逆算して考えることが増えてきました。
ナイスショットを何回打つかではなく、
自分が打てるショットを、どこで使うのか。
得意な距離をどう残すのか。
どこならミスしていいのか。
何をやらないのか。
まだ答えはありません。
というより、今も毎週のように答えが変わっています。
でも、この「自分なりのゴルフの動かし方」には、何かありそうな気がしています。
僕は最近、それを自分の中で、
Golf OS
と呼び始めました。
研究対象は、ゴルフ全部になった
Golf OSだけではありません。
10yardが、なぜ突然まとまり始めたのか。
パターのフェースは、どうすれば再現できるのか。
独特な練習を続けることに、本当に意味はあるのか。
ギアを変えたら、本当にスコアは変わるのか。
人のスコアを聞いたとき、なぜ焦るのか。
そして、
前日に酒を飲みすぎたら、翌日のゴルフは何打壊れるのか。
……これは実体験があります。笑
考えてみると、研究したいことだらけです。
130ゴルファーだから、分からない
上手い人なら、もう答えを知っていることもあるのかもしれません。
でも僕には、分かりません。
だから、自分でやってみます。
失敗して。
考えて。
試して。
また失敗する。
その過程を、そのまま残していく。
このブログを始めたとき、
「下手を武器に。失敗から学ぶゴルフ研究ログ。」
と書きました。
10稿書いてみて、ようやくその意味が少し分かってきました。
下手だから書けることがある。
できないから生まれる問いがある。
そして、その問いを一つずつ研究していけばいい。
ゴルフは、まだ全然上手くありません。
もちろん、上手くなりたい。
100も切ってみたい。
でも、それだけじゃなくなってきました。
自分のゴルフが、どうすれば再現できるのか。
それを知りたい。
アプローチから始まった研究は、いつの間にかゴルフ全部に広がっていました。
どうやら、
130からのゴルフ研究室は、ここからが本番みたいです。

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